ひるね日記neo

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2017.9.22 NHKEテレ 奇跡のレッスン バドミントン前編

2016年3月放映分の再放送とのことです。

なんとなく見ただけなのですが、感動した!
今までもいろんな競技のレッスンがあったみたいなので知らなくて残念だったなー。
ネットで見ると、このバドミントン編はなかでも感動的だったらしい。

バドミントンのプレーヤーとして、また引退後は指導者としてマレーシアの国家的英雄でもあるミスボン・シデク先生が大森二中のバドミントン部の生徒を指導する。

先生の言葉がいちいち深くて感動的だし、私はいつもジャニーズJr.を見ているので、彼らの育成法についても考えさせられた。
シデク先生は「子供から来るのを待たず大人が子供にてを貸さなければならない」
と言う。

集団について先生は「いい子をおしあげることは他の子のやる気につながり、全体の成長をうながす」とおっしゃいます。
最初に先生の目に止まったケンは、まずは左利きということが目に止まったのではないかと思うのだが、ケンは真面目で先生のいうことに対する理解力が高かった。
(その後先生がなんでもケンを中心に練習するのだが、それを見ている子ども達が「(先生がケンを)超大好きだよね」と言うところが、ジャニヲタの掲示板のようだった‥(^^;)

ケンは自分の取り柄がまだよくわかってなく、そこを「特別な武器がなくチームに貢献できていないと感じている」、と表現されたが、なんかこれJr.っぽかった。

もうひとり、お母さんがうちの子はやる気があるのかないのか、と心配してるメガネのレオくんが大きく取り上げられる。レオはあまりうまくない上にこのレッスンにも遅刻してきたりしていて、チームメイトからは全然買われていないようだ。
先生はお母さんに「(レオが)賢く冷静で客観的だからこそ自分の順位が低いことでいつも心を痛めているでしょう」と的確に指摘。
そのあと「子ども達がスポーツに夢中になるとき、あなた方(親)は子どもを失います。それは指導者が彼らの人格を形成するからです。でも信頼してください。わたしたちは子ども達に人生を生き抜くための独立心を持たせたい」とおっしゃるのですね。(カリール・ジブラン(?)の「預言者」(だっけ)という詩集の「子ども」という部分を思い出した。子どもは明日の館に住んでいて親はそこには行けないとか、そういう詩)先生はバドミントンを知り尽くしている他に、風貌も思索的で信頼したくなる雰囲気をお持ちのかたでした。

次の日先生がレオくんに個人的に、いくつか質問するよとおっしゃり、Do you like badminton?とかお聞きになり、レオくんはYes、先生「どんな気持ちで続けてるの?」レオくん「負け続けても負けるんだったら楽しくしたいなと思ってる」先生「もしレオをいい選手に育ててあげると言ったら何パーセントくらい教えて欲しい?」レオくん「100パーセント教えて欲しい」先生「君の練習を見ていてそう言ってくれると思っていたよ。自分と他人を比べる必要はない。君の力を最大限出してみなさい。OK?」レオくんオーケイ。話の最後、レオくんの顔が上を向いてる。
だいたい「自分と他人を比べる必要はない」なんてステキなこと言われないもんね日常で。「あんなふうにできるようになれ」とか「あいつよりダメだ」とかそんな言葉ばかり。すばらしい言葉だなーと思いました。
レオくん生まれ変わったように動きがよくなり、周りの子も驚くように変わったんだけど、今までのことがあるからでしょう「あんまり褒めたくないけど」とか言われてます。学校の指導の先生も「普通になったんだよ」と言ってそんなに褒めないのですが、(レオくんは遅刻するような子だったせいか?)心配していたレオくんのお母さんにはこんなにうれしいことはなかったでしょう。

もともとケンよりうまかった子達も密かに闘志を燃やしていたようで練習をこなし、チームはいい感じと言うことで前編終了。
後編で感動が持続するのかわかりませんが、とてもおもしろかったので後編を楽しみにしています☆

そういえば、シデク先生は20歳の時、トレーニングのしすぎで腹筋の一つが破れてしまい内蔵が出てしまったことがあるそうです!
なんとか医者に縫ってもらい、3年は動かさないように言われたけれどもそれを守らず数週間後に国内1位になったとか。